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天穂のサクナヒメ評価・レビュー!豪快で爽快、痛快2Dメインの神ゲー

天穂のサクナヒメの画像

「天穂(てんすい)のサクナヒメ」は2020年11月12日に発売された和風アクションRPGゲームです。

 

和風アクションRPGという事で日本感がバリバリ出ており”お米”がテーマとなっており、お米作りも大切なゲーム要素となっています。しかもそのお米作りのシステムはしっかりとガチな流れとなっており、そのガチ具合は農業関係者も目を見張るほどらしい…

 

発売直後の11月14日(土)にはyahoo!ニュースでは、パッケージ版が売り切れ続出となっているとの報告と、それを「令和の米騒動」という感じで話題になっていた程の人気ゲームとなっています。

 

ってな感じのゲームなのですがこのページに来た人って…

  • 天穂のサクナヒメって面白いの?
  • どんな感じのゲームなのかな?
  • お米作りってゲームでやるの…?面白いの…?大丈夫?

こんな感じなんじゃないかと思います。

 

まず結論として「天穂のサクナヒメ」は面白いのかどうかですが…ゲーム自体も面白いし、お米作りも面白い神ゲーだと思います!

 

何よりお米作りはしっかりとメインコンテンツとして重要視されており、面倒だから飽きたからと言ってないがしろにしていたらそれこそゲームが進行出来ないなんて事にもなる重要さとなっていて、切っても切り離せないしお米作りも面白いので夢中になりますね[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]

 

ってな感じで説明してもゲームでお米作り…なんじゃそれ。となると思うのでここからしっかりとゲーム概要とレビュー紹介をしていきますよ!気になっている人はプレイするかの参考にしてみてください。

http://hikikomorisaikou.com/2020/11/19/sakunahime_ps4-switch_which-recommend/

http://hikikomorisaikou.com/2020/11/24/sakunahime_rice_farming_tips/

目次

天穂のサクナヒメ評価・レビュー!豪快で爽快、痛快2Dメインの神ゲー

サクナヒメの画像2

天穂のサクナヒメにはメインコンテンツとして2つが挙げられます。

  1. フィールド探索&バトル
  2. お米作り

上記の2つです。一見この2つからは関連性が全く見つかりませんがすごく関係があるシステムとなっているので、どちらとも必要になります。

 

そして、この2つともとても面白く時間をかけてじっくりと行う事が出来るので、可愛いパッケージやキャラクターからは想像出来ないやり込みとハードさがゲームとしての面白みを上げているとも感じますよ!

 

フィールド探索&バトルではアクションRPGという事もありバトルは目白押しです。

 

主人公(ヒロイン)となるのはもちろんサクナヒメとなりますが、この子は神でありひょんな事から下界(人達の住む世界)で過ごす事となり、神のトップから勅命が下されてそれを完遂するまで基本的には天界(神の国)へ戻る事が許されない状態へとなります。

 

この勅命というのがフィールドを探索しバトルを重ねる事となるあらすじとなります。

 

そしてサクナヒメは「戦神と豊穣神」の子供の神という事もあり、お米作りをしてそのお米の出来の良し悪しがそのまま戦闘時の自分の力となる感じになっています。

 

なので戦闘とお米作りという全く繋がりが感じられない2つの事の両方ともが重要になってくるんですね!

 

豪快で爽快、痛快な2D戦闘シーン

 

天穂のサクナヒメは3Dシーンもありますが、戦闘シーンでは基本的に2Dとなっています。その戦闘システムは可愛いキャラクターからは想像できないくらい豪快で爽快感に溢れています。

 

サクナヒメの武器は基本的にクワなどの農具を基本としたものになっています。それらを駆使して行う戦闘はもうボッコボコという感じでめちゃくちゃ爽快感があってグッド!

 

ただ一方的に敵をボコボコに出来るわけでは無く、しっかりとしたゲームバランスを持っているので無双系のようなずっとやっていたら飽きてしまうようなそんなゲームというわけでも無い所がこのゲームを神ゲーへと導いている気がします。

 

初プレイは結構ハードに感じるくらいの難易度

 

初プレイ時は「なんだこれ敵強くね?敵多くね?」と思えるくらいハードな感じを覚えます。(難易度ノーマルで)

 

操作自体は難しいものではありませんが、敵の勢いとパワーが結構あり、しっかりとその場その場に合わせた操作を行うのは結構大変なのです。何より手ごわいのは「ガードがシビア」という点ですね。

 

戦闘が簡単すぎれば誰でも攻略が簡単にはなりますが面白みがない…難しすぎれば死にゲーとして一定のコアなファンにしかウケない。

 

天穂のサクナヒメは上手にバランスをとっており、各フィールドでの初見はそこそこに難易度の高いものになりますが「慣れや攻略方法」を考える事で攻略が可能となるバランスになっています。

 

つまり多くのプレイヤーにとって難しくてもクリアが可能となっていて誰でも楽しむ事が出来るゲームとなっていますよ!

 

攻撃力も高く、大勢で襲ってくる鬼達(敵)

 

鬼、いわゆる敵は様々な形をしていますがそんな事は関係無く基本的に集団で襲い掛かってきます。

▲大勢の敵が襲ってくるので最悪逃げて戦況を整えるなんて事もよくある…

 

1体1体の攻撃力は低くは無く、レベルが同程度だと結構HPを削られる上に集団なので初見はかなり苦労します。

  • 小さな近接系の鬼
  • 小さな遠距離系の鬼
  • 小さな飛行系の鬼
  • 大きなシールドを持っている鬼
  • 大きな近接系の鬼
  • 大きな飛行系の鬼

などなどたくさんの種類がいますが、特に大きな鬼に関しては攻撃をしてもひるみにくくサクナヒメが攻撃をしているさなかに反撃をしてきたりとタフです。

 

そんな大型系と共にちょろちょろと動く小型系などがいると大型に気を取られている隙に小型がじわじわとHPを削ってくるなどと数の暴力をしかけてきて良い感じに強いんですよね!

 

ガード方法がシビア

 

ガード方法がとてもシビアで基本的にガードを固めて隙を突くという攻撃方法が出来ないところが結構難しい点になってきますね!

 

そんなガード方法はどんな操作か?というといわゆるジャストガードであり、敵の攻撃に合わせて操作を行う事でガードが出来る仕様となっています。

 

イメージはスマブラなんかと同じですね!

 

ただ先に書いた通り大小地上飛行様々な形態の鬼達が集団で襲ってくる状態でそうそう何度もジャストガードが出来るものでもありません。このガードが難しいという点でも結構良いバランス調整になっていると思います。

 

ステージギミックが自分にとっても敵にとっても有用

 

2Dスクロールゲームは「スーパーマリオ」だったり「がんばれゴエモン」だったりと懐かしいものからまだ現役のものまでと有名なものがありますが、あんな感じでしっかりとステージギミックも作りこまれています。

 

各所に設置されているダメージソースだったり、マグマや水などのステージコンセプトに合わせたものだったりと様々ですが、ダメージソースのギミックはサクナヒメにも敵にも作用します。

 

追い詰められてダメージギミックに触れる事もあれば、敵を吹っ飛ばしダメージギミックにぶつけて追加ダメージを与えたりなど、自分の立ち回りを制限されもしますが戦闘に役立てる事も可能でその場に合った立ち回りを考えるのが楽しいです[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]

 

サクナヒメの攻撃が多種多様で爽快感や痛快感が味わえて魅力的

 

小さな子供の神「サクナヒメ」はその見た目からは想像できない色々な技を駆使して戦闘を行う事が出来ます。

 

通常攻撃は”弱攻撃、強攻撃”ですが、それ以外にも農具武器を使用してのスキルだったり羽衣を使用した攻撃などと色々な攻撃が出来て、それがまた豪快な技が多くスカッと楽しいです。

 

敵を吹っ飛ばした先に他の敵がいるとその敵にもダメージが連鎖するなんていうシステムにもなっているので爽快感はこの攻撃時にかなり味わえますね!

 

と戦闘面はこんな感じで難しい所もスカッと気持ちの良い所もあってかなり良く出来ているゲームだと思います。

 

ゲームバランスがしっかりと取られている印象としては自分のレベルとステージの推奨レベル帯がしっかりとマッチしている所が大きいですね!

 

地味だがクセになってハマる「お米作り」

サクナヒメのお米完成画像

http://hikikomorisaikou.com/2020/11/24/sakunahime_rice_farming_tips/

天穂のサクナヒメはフィールドを探索し、バトルを繰り広げるのがメインコンテンツですがもう一つのメインコンテンツとなる「お米作り」があります。

 

何故お米を作らなければならないのか?というと…お米の出来の良さがサクナヒメの強さと直結するからなんですね!

 

お米の出来の良し悪しはお米の格で判定されており、この数字がそのままサクナヒメのレベルとなっているようです。お米の格を上げるには良いお米を作る努力をしなければならないのでお米作りも重要な要素なのは間違いないんですよ?

 

しっかりと順序だてて行われるお米作り

サクナヒメの稲刈り画像

ゲーム好きだけでは無く、農業関係者までもが注目するゲームという事で話題に挙がったサクナヒメですが、その理由にお米作りのガチさがあります。

 

正直言って筆者はお米作り、もとい農業なんてからっきしなので全然分かりませんが確かに細かな工程が用意されているので結構凝ってあるというのは農業素人ながらも感じましたね!

  1. 田起こし
  2. 種籾選別(たねもみせんべつ)
  3. 育苗
  4. 田植え
  5. 成長段階(分けつ期1,2,3、出穂)
  6. 収穫
  7. 稲架掛け
  8. 籾摺り(もみすり)

とこれだけの段階が用意されています。素人ながら①④⑥⑦程度は字面だけでも分かりましたが、その他はプレイしてみてやっとわかった工程です。

 

ゲームプレイをしていればそんなにやる事は多くないと感じますが、しっかりとお米作りの工程を踏んでいる所に感心するのと同時に、リアルで行うわけではないですがお米作りを体験している様な感じの楽しさもあります!

 

そして、そのお米が前年よりもしっかりと育って格が上がってくると楽しいでは無く、嬉しいという気持ちも芽生えますよ!

①~⑧は天穂のサクナヒメ内で行われるお米作りの順序を簡単に説明した流れになりますが、その中でも「水の調整、雑草撤去、肥料作成&散布、各工程のタイミング」など自分で行う事は細かく、ガチなお米作り体験をバーチャルで体験する事が出来ますよ!

 

お米作りの大事な工程はミニゲーム要素がある

サクナヒメの籾摺り画像

大事な工程というか「お米作り」と言われて、素人でも想像できる工程の部分にはミニゲーム感覚で行うシーンがあります。

  • 田起こし
  • 種籾選別
  • 田植え
  • 収穫
  • 稲架掛け
  • 籾摺り

これらは出てきたコマンドを押すとサクナヒメが作業を進めると言う様なミニゲーム感覚で行う事が出来ます。

このミニゲーム感覚は正直言って最初だけとなってしまいますが、最初は楽しいです!

ただ、押すボダンが変わるわけでは無く同じボタンを繰り返すだけなので次第に作業ゲー感は出てきますが、作業を行っているサクナヒメが可愛いのでOK!

 

外的要因で受ける影響などのお米作りのガチさ

 

様々な要因でお米が良くも悪くもなる仕様が細かく設定されており、かなりガチ!

  • 田んぼ内の水の高さ
  • 天候
  • 害虫や益虫
  • お米の病気

などなど、たくさんの細かい仕様が設定されており結構シビアなお米作りを体験する事が出来ます。

 

ただ基本的にお米作りに精通している人がプレイすると仮定されているわけでは無いので「○○という病気になったら○○をしましょう」なんてお米作りの教科書(農書)みたいなものもあるので焦る事はあってもどうしようも無くなるなんて事は無いので安心でもあります。

お米作りを全然知らない素人でもしっかりと”お米の格”を上げていく事が可能です。細かい仕様がしっかりと用意はされていますが、完全素人な筆者も良いお米を作れて、サクナヒメを強く出来ています。

 

と言う様にお米作りは細かな所までしっかりと「本来のお米作り」が再現されている様で、季節ごとのルーティーン作業にはなりますが、しっかりと楽しんで良いお米作りを目指す事が出来るようになっていますね!

 

ここが不満だサクナヒメ

 

楽しい事が多く、戦闘もお米作りも細かく良く出来ているゲームだと思いますが不満に思う部分もしっかりと説明しておかなければ参考になりませんよね!

 

筆者がプレイして不満に思ったのは以下の部分です…

  • どうにもならないバグ
  • 死にリセットがめんどくさい
  • 農書開く工程がめんどくさい(ワンボタンとかが良かった)
  • 田植えのやりづらさ(ポインターが欲しい)

こんな感じです。ゲームとしての欠点は基本的にバグのみで、あとは単純に個人的な不満です…

 

[jin_icon_pc color=”#e9546b” size=”21px”]どうにもならないバグ

 

どのゲームにでも必ずある「バグ」なのですが、筆者がちょくちょく被害に遭っているバグは相当に厄介です。

 

サクナヒメは基本2Dダンジョンなんですが、一応奥行が設定されているらしく「あるけど触れない物」や「サクナヒメの羽衣移動時」なんかは2D画面の奥にある仕様の様です。

 

ちなみにこの奥の位置関係の物は干渉不可であり、サクナヒメの羽衣移動は回避にも使われるので奥に回り込んで避けているのでしょう。

 

で、この奥行仕様がたまに悪さをします…敵を攻撃して吹っ飛ばした時に敵が奥にいって戻ってこないなんて事があります。つまり奥に行ったまんまなので攻撃が全く当たらなくなるんですよね。これがかなりめんどくさく困ります。

敵を全て倒さないと次に行けないポイントなどもあるので、バグで敵が奥に入って帰ってこない(生き続ける)状態はそのポイントを通過できなくなったという事を意味して…詰むという事です。

▲このバグに関しては致命的過ぎて残念ポイントとなります。

 

そしてここからは仕様に関しての不満になります。

 

[jin_icon_pc color=”#e9546b” size=”21px”]死にリセットがめんどくさい

 

サクナヒメには残機(あと何回死ねる)という回数がありません。つまりゲームオーバーがありません!が、代わりに死にリセットなるものがあります。

 

ステージ内で敵にサクナヒメがやられてしまうと振り出しに戻ります。

 

これ!超めんどくさいです…ゲットしたアイテムなども全て無かった事になって、ステージ開始地点からのスタートになるわけです。

 

筆者的にはやられたらその日1日が終了し、家に戻されるなんて事の方がスッキリ潔くていいかな…って思っちゃいます。だってそこそこ長いステージの最後の最後でリセットされた時なんてかなりイライラしましたし…

サクナヒメには中間セーブポイントが設けられているステージもありますが、無いステージの方が多いです。

そして、セーブポイントが無くて比較的長いステージだと最後の方でやられて最初からやり直しって結構くるものがあるんですよね…。

そんなんだったら、その日は負けで1日が終わりとかで良いと感じちゃいます。

 

[jin_icon_pc color=”#e9546b” size=”21px”]農書開く工程がめんどくさい

 

農書、いわゆるお米作りハウツー本がゲーム内にあるのですが、それを開く工程がめんどくさいのです。素人がお米作りを全て覚えられるわけが無いのでよく開くに決まっています!そんなよく開くものにたどり着くまでの操作がわずらわしい。

 

例えばRPGなんかだとよく使うマップなんかってワンボタンで開けるかと思いますが、そんな感じであって欲しかったですね。

  1. ステータス画面へ行く
  2. 財の項目へ行く
  3. たくさんある農書の中から1つ選ぶ

サクナヒメのステータス画面の画像
▲ステータス画面を開いて財の項目を選択

サクナヒメのステータス画面の画像2
▲財を選んでから大事な物項目を選択

サクナヒメのステータス画面の画像3
▲財の大事なものの中から見たい農書を選ぶ…これが何回もだとめんどくさい!

 

3ステップと聞けばそんなに面倒じゃないんじゃ?と思うかもしれませんが、よく使うものがこれだとかなり面倒に感じます。プレイしたらわかるはずだ!

 

  • あるボタンを押すと農書一覧へ飛ぶ

▲これが理想。ワンボタンで農書一覧へ飛べればストレス全然感じない気がしました…

 

お米の病気の対処方、良いお米にする為になんて時に農書を見たくなるのですがまぁまぁ開きます。ちょっとめんどくさいんですよね…

 

[jin_icon_pc color=”#e9546b” size=”21px”]田植えのやりづらさ

 

田植えはね…楽しいんです!けど、難しいんですよね。

▲最初の田植えなんかは思うようにいかずに時間がかかる…

 

筆者は田植えなどの「何かしらを並べる作業」って結構キレイに整えたいタイプなんですよね。田植えのイメージ自体もキッチリ真っすぐ等間隔って感じですし…

 

でもサクナヒメの動きが難し&伸ばす手の位置が分からないという事でなかなか綺麗に田植えが出来ない。田植え時には「標準、疎植、やや疎植」だとか間隔で植え方の呼び名が変わるらしいんですけど難しすぎて調整出来ないわこれ!

 

せめてサクナヒメがその位置にいたらここに植えるよってポインターでも付けてくれ…って思いました。

 

と言う様な感じで筆者の不満点があります。まぁ正直言ってバグ以外は許容できますよ…筆者のわがままですし。

 

でも死にリセットするしかないどうしようもないバグは出た瞬間にかなり萎えます。

 

まとめ:不満は出るが、それでもサクナヒメは神ゲーだと言える

 

致命的なバグや、油断して突き詰めれなかった部分など感じる所はありましたがかなり楽しめるゲームだと思います。

 

特に戦闘だけではないアクションRPGの「戦闘だけでは無い部分がお米作り」という面白い仕様が見事にマッチしており、どっちもしっかりとやらなければならないけれど、どっちもしっかりと楽しいし面白いというのがまた良いですね[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]

 

筆者的には戦闘の為に必要なお米作りというよりかは、良いお米を作りたいから肥料を探しにステージを探索する!なんてこともあるくらいお米作りを楽しめていますね。

 

難易度バランスも良く、最近のゲームは戦闘ヌルい…なんて思っていた人でも結構手ごたえ感じながら遊べるかと思います。迷っているならプレイしてみ!って言えるゲームです。

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