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「ハクソー・リッジ」レビュー!武力を捨て救う事のみに尽くした衛生兵

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戦争と言えばどんな事を想像するでしょうか?「銃激戦、戦闘機、戦車」などそのほとんどが相手を攻撃する為の道具じゃないでしょうか?

 

私達の中の戦争のイメージは、何かを得る為でも何かを守る為でもどっちの場合においても相手を殺すという事をイメージするかと思います。

 

過去何度も行われてきた戦争の中でもその記録が残っており、歴史の中でも凄まじさを物語っており、当事者でも無い私達の心を強く揺さぶるほど…

 

「ハクソーリッジ」という映画はそんな凄まじく恐ろしい戦争の中に、武力(銃)を持たずして参加した兵士がいた事実を描いた映画になります。

この映画がおすすめな人

  • 戦争もの映画が好きな人
  • 誰かが頑張る姿を見る事が好きな人
  • 頑張った結果が報われる姿を「良かった…」と感動して涙を流せる人

こんな人におすすめの映画となっています。

 

実話をもとに作られた戦争映画なので今で言う「体育会系」なシーンもあれば「グロテスクな表現」「暴力的表現」があるのでそれらが苦手な人は控えた方が良いかと思いますが、1人の青年がひたむきに戦争と向き合う姿はとても感動的で素晴らしい映画である事は間違いありません

ひきこもりん
ひきこもりん
このレビューでは少々のネタバレはあるけど、鑑賞には影響がない程度なので安心してください!

▼ハクソー・リッジは以下のサービスで配信されています。

 

「ハクソー・リッジ」レビュー!武力を捨て救う事のみに尽くした衛生兵

ハクソー・リッジの画像

「ハクソーリッジ」は実話をもとに制作された映画であり、その舞台は真珠湾戦争(真珠湾攻撃)、交戦国はアメリカ合衆国と日本(旧:大日本帝国)です。

 

映画ではアメリカ合衆国側の兵士の事が描かれています。

ハクソーリッジを見た感想

いきなりですが、ハクソーリッジを見た感想を先に紹介しておきますね!

ハクソーリッジでは恥ずかしながら感動泣きを抑えられなかったです。主人公であるデズモンド・ドスは宗教上の戒めと自分で立てた信念を真っすぐに持ち「銃を持たない兵士」として戦場へと向かった衛生兵です。

並みの人間であれば衛生兵(救護を主とした兵)でも自分の身を守る為にと銃を必要と思うのが普通ですが、デズモンドは違って銃に触れる事すら拒否していたのです。

そんなデズモンドの戦場での頑張りを1シーン1シーン見ていく度に目には涙が溜まり、自然に頬をつたってくる程に溢れてきました。

デズモンドは銃を持たない代わりに自分にしか出来ない事を必死に行う姿を見ているとグッときます。理由や背景は何であれ、人が必死に1つ1つを成し遂げている姿には心を揺さぶられるという人は涙を流してしまうでしょう。

血みどろでグロテスクなシーンですが「よかった…」というプラス感情での涙が溢れる作品であると共に、戦争・歴史・信念などに興味がある人は是非見て欲しいと思いますね!

 

ハクソー・リッジのあらすじ、概要

 

ハクソーリッジの主人公デズモンド・ドスはアメリカのヴァージニア州の緑豊かな街で生まれ育った。弟のハロルドとともに野山を駆け回る活発な少年だったが家族に問題を抱えていた。

 

父親のトムは第一次世界大戦で心に傷を負い、酒に溺れ妻(デズモンドの母)との喧嘩が絶えない日々を送っていた。

 

ある日、デズモンドはハロルドとの喧嘩でハロルドを死なせそうになってしまった時、宗教上の戒めである「汝、殺すことなかれ」を犯してしまいそうになり、これを心に刻んだ。

 

月日は流れ、デズモンドは青年となり看護師のドロシー・シュッテと出会い恋に落ちる。デズモンドの青年期には真珠湾戦争が行われており、同年代の青年たちは国の為に…とこぞって兵士へと志願していた。

 

弟も例外では無く、両親の反対を押し切って入隊。デズモンドも「多くが志願して戦っている中で自分だけ街にいるなんて出来ない」という負い目もあり、追いかけるように志願した。

 

恋仲になっていたドロシーはもちろん反対したが、プロポーズだけをして入隊。しかしデズモンドには汝、殺すことなかれという戒めと青年になってからの家族内の問題で生まれた信念が武器に触ることを許さなかった。

 

そんなデズモンド・ドスという武力を持たない兵士の戦場の物語…

 

キャスト紹介

デズモンド・ドス(主人公)アンドリュー・ガーフィールド(前野智昭)
ハロルド・ドス(兄)ナサニエル・ブゾリック
トーマス・ドス(父)ヒューゴ・ウィーヴィング(広瀬彰勇)
バーサ・ドス(母)レイチェル・グリフィス(仲村かおり)
ドロシー・シュッテテリーサ・パーマー(武田華)
ハウエル軍曹ヴィンス・ヴォーン(咲野俊介)
マンヴィル中尉ライアン・コア(荒井勇樹)
ジャック・グローヴァー大尉サム・ワーシントン(東地宏樹)
ステルツァー大佐リチャード・ロクスバーグ
クーニー中佐マット・ネイブル
サングストン大佐ロバート・モーガン
スミティ・ライカールーク・ブレイシー(辻井健吾)
ミルト・ゼーン(ハリウッド)ルーク・ペグラー
ランダル・フラー(ティーチ)リチャード・パイロス
グリース・ノーランベン・ミンゲイ
ヴィト・リネリフィラス・ディラーニ
ラルフ・モーガンダミアン・ソムリンソン
ひきこもりん
ひきこもりん
主人公役のアンドリュー・ガーフィールドは他にも「アメイジングスパイダーマン」などにも出ているね!

 

ハクソー・リッジの見どころ

ハクソー・リッジの画像

ハクソーリッジの舞台は真珠湾戦争(真珠湾攻撃)であり、1945年の沖縄の崖の上です。

 

ハクソーはのこぎりを意味し、リッジは崖です。150メートルもある絶壁の崖がのこぎりのように険しく立っていた事から「ハクソー・リッジ」と呼ばれていた。

 

ハクソー・リッジの上には日本兵が駐屯していて、アメリカ軍はそこへ攻めていくという様子がこの映画のメインシーンです。実際にあった事を映画にした作品ですが、デズモンドは75人もの負傷兵を助けました。

 

この負傷兵を助けている姿がかなり鑑賞者の心を揺さぶり、画面へと釘付けにします。デズモンドは1人仲間を助けるために、神に「もう1人助けさせてください…」と何度も何度も祈りを捧げ、既に満身創痍なはずの体を引きずりながら負傷兵のもとへ駆け寄って安心する言葉を掛けて助ける…

 

そんな姿を見ていると、日本人である筆者であってもデズモンドを応援してしまう…そんなふうに心を惹きこまれます。

 

このメインシーン以外にも自分の信念の元に必死に衛生兵になろうとする訓練兵期間も心を揺さぶる見どころがあるので全シーンしっかりと見て欲しいですね

 

武力を捨て、救う事のみに力を注いだデズモンドの生き様

ハクソー・リッジの画像

ハクソー・リッジで描かれている物語は映画だけの印象にしておくのはもったいないとさえ思えます。

 

「戦争=銃撃戦、殺し合い」のイメージが湧くほどの戦闘であるにも関わらず、自身の信念を貫き、銃に触る事すら拒否したデズモンドの戦場での働きは、自分にしか出来ない事、どのようにして物事に関わるかと言う考え方を支えてくれます。

 

戦争と言えば国の為に働き、国の為に死ぬことが名誉とされており「生かす」というワードなんて出てこないでしょう。

 

普通、スタンダード、常識とされている行動では無く自分が良いと思った行いを信じ突き進んだ結果「良心的兵役拒否者」として史上初の名誉勲章を授与されました!

 

日頃「普通、常識」などとよく耳にしますが、誰になんと言われようと自分が正しいと思える行動を突き進む姿勢を自分も行っていきたい、そんな人間になりたいと思えますね。

良心的兵役拒否者とは…当人の良心に基づく信念であり、これをもって戦争の参加や義務兵役されることを望まない人の事です。

ひきこもりん
ひきこもりん
つまり、戦争で人を殺すことや暴力的行為を働くのを望まない人の事だね!

 

戦争をしていたころでは良心的兵役拒否者は「臆病者、非国民」などと罵られる対象になってしまいます。デズモンドにも同じような対象とされることがありましたが、それでも自分は衛生兵として人を助けたいと志願の意思を貫いたわけなんですね!

 

ハクソー・リッジのレビューまとめ

 

ハクソー・リッジは戦争映画であり、グロテスクな痛々しいシーンが多く出てきます。

 

しかし、鑑賞者の目を惹く部分はそのような所では無く「一心不乱に信念を貫く、仲間を助ける」デスモンドの姿。その姿には心を揺さぶられ、自分もあんな強く優しい人間になりたいと勇気をもらう事が出来ます。

 

筆者は涙を流さずに見る事が出来ないくらいの感動を覚えましたね

  • 歴史的な出来事をテーマにした映画
  • 戦争をテーマにした映画
  • 感動したい
  • 頑張る姿を見るのが好き

という人には是非見て欲しい映画となっていますよ!